60歳のアスリートから学ぶ

今朝のNHKで60代の短距離ランナーの話題が紹介されていました。60歳台で100mを12秒前後で走られています。この方のすごいところは、速く走ろうと思わないことだそうです。一瞬、えっと思ったのですが良く話を聞くと、速くなろうと練習するのではなくできるだけ長い期間、このタイムを維持しようとされているとのことです。今日は調子がいいからもうちょっと頑張って走ろうとかしたときに限って肉離れをおこしたり、無理してしまうのを抑えていこういう考えだそうです。実際にこの方の凄いところは60代の今も30代のころと同じタイムだそうです。本格的な陸上の経験もなく30代で走りはじめたようですが、当然30代では100m12秒というのはごくごく平凡な記録のようですが、60代では日本記録のレベルだそうで、もしこのままあと10年続けて70代となると世界記録のレベルになるのだそうです。すごい人がいるものだと感じました。