大阪臨床精神医学研究会に参加

研究会に参加し、講演『自殺予防のために精神医療ができること』を聴いてまいりました。自殺や薬物依存の分野では日本を代表するような先生のお話でしたので、内容の多くは何度かきいたり、論文などで読んだりして知っていることのはずですが、以前にきいたときにはさらりと流してしまっていたところに新たな気づきを感じました。良い講演というものは単に情報を与えるというものだけではなく聴いている人間のこころに響くものですね。映画や小説もお気に入りのものは何度も観たり、読んだりしても飽きるというよりあらたな感動があります。

 そういえば先日このブログにも映画『レ・ミゼラブル』のことを少しだけ書いたのですが、ある患者さんより私も映画を観ましたとお話していただきました。診察中映画の話をしていると、やっぱりもう一回観たくなりました。