まつりのあとに思うこと

 以前につとめていた病院でのこと、ある入院患者さんが村の祭りのために帰ってこいと父親が言っているので外泊許可してほしいと嬉しそうに話されていました。後から聞いて知ったのですが、その祭りは特に人目をひくような催しがあるというわけでなく、村のひとがあつまって酒をのむだけのようです。ただ、その地域では村の祭りに参加するということは一人前の男として認められることとほぼ同じ意味なのだそうで特別な日ということになるのでしょう。

 昨日、一昨日と高槻祭りが開催されました。雨が降る中、たくさんの参加者がおられ、年々にぎやかになっている印象をうけます。おなじみの露天以外にも、地元のお店や各種団体が夜店をだしたり、ステージではまるでダンスコンテストのような高槻WAVEがくりひろげられたり、活気のあるお祭りでした。私自身は単純ににぎやかなほうがすきで高槻がもっと活気のある街になってくれたらいいなと思うのみですが、きっとみなさんそれぞれいろいろな思いがあるのでしょうね。