「しまじろう」てご存知ですよね。ベネッセの子どもチャレンジの人気キャラクターです。いわゆるお勉強だけでなく、集団の中でどうふるまっていったらいいのかなど道徳教育的な内容も多いのですが、あるストーリーのなかで、しまじろうの妹のはなちゃんがショートケーキの上のいちごを床に落として泣いているときにしまじろうが自分のいちごをはなちゃんにあげてお父さんに「えらいぞ、しまじろう」と褒められるというシーンがありました。しまじろうは優しくてえらいのですが、ちょっぴりへそ曲がりな私は本当にそこを褒めるところ?床におとしたぐらいなら、少し洗えば食べれるやんか、、それをはなちゃんに教えてあげるのがいいんじゃないのなどと感じてました。でも落ちたらもう食べれないというのが、近頃の子どもたちの感覚、いや近頃の親たちの感覚なのかとすこし嘆いていたのですが、、なんと先日の高槻祭りの際に、小学2,3年生くらいの男の子が「たまごせんべい(たこせんに目玉焼きがのっているもの)」を買ってうれしそうに小走りになった瞬間、たこせんを地面にしかも目玉焼きが下にむくかたちで落としてしまうところを見てしまいました。時間が止まり、あ、かわいそう、泣き出すんじゃないかななんておもっていたのもつかのま、さっと拾い上げてなにごともなかったかのようにぱくりとかぶりついちゃいました。丁度雨もふっていたし、、、。衛生的なことを考えるとおすすめできませんなどといってしまうのですが、、昔の人の話をきくと畑から大根引き抜いて手ぬぐいでさっとふいてかじったとか、木になっているイチジクをもいでそのままかじったらアリがいっぱいいたとか、、、、。その小学生をみて近頃の子どもにもたくましい子がいるもんだと感心しました。