毎週木曜日にお世話になっている関西大学の保健室での勉強会に参加してきました。テーマは大学生の発達障害についてです。発達障害というと児童精神科医か小児科医でないとあまりかかわることがなかったのですが、最近は一般精神科医もまったく知らないというわけにもいきません。それは大学生や成人の発達障害についての相談も多くなってきているからです。薬物療法中心で考えるのではなく、サポートや環境調整中心で考えるとまだまだできることがあるようです。大学生や成人の発達障害の方へのサポートを考えて工夫することはそれほど特殊なものではなく、発達障害の方のみならずすべてのかたへのサポートにも役立つのではないかというのが今回の勉強会に参加した感想です。